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経営学部 原田章教授ゼミの学生5人に大阪府警察本部から感謝状が授与されました
掲載日時:2024年3月22日
 

 卒業研究で「防犯啓発のためのVRを活用した体験型防犯動画の制作および効果検証」に取り組んだ経営学部ビジネス心理専攻 原田章教授のゼミに所属する高本和真さん、竹内夢斗さん、西垣慧人さん、福山健一さん、福山夏来さんの5人が、大阪府警本部から感謝状の贈呈を受けました。

 2024年3月12日に開催された防犯対策高度化協働研究会の中で、大阪府警本部府民安全対策課長の馬郡清高警視から「府民の防犯意識を高め安全安心なまちづくりの推進に貢献をした」として5人に感謝状が手渡されました。

感謝状を受け取る原田ゼミの学生

 

 学生らは、原田ゼミが同課と2019年に共同開発した「VRゴーグルを使った犯罪被害を疑似体験できるコンテンツ」において、新たな動画を3本制作し、効果検証を実施しました。  

 動画は主に女性の自主防犯意識を高めようというもので、いわゆる歩きスマホをしているシーンを想定し、「前方と後方から男性に挟まれ襲われているシーン」「後方から男性に襲われ車に連れ込まれるシーン」「夜道で後方から男性に襲われるシーン」を再現しています。  
 
 制作にあたっては、府民安全対策課の職員から多数の助言を受け、実際の犯行で起こりうるリアルなシーンを再現しようと、360度カメラを使いながら撮影を行いました。また、学生を対象に効果検証のためのアンケートも実施し、防犯意識の向上につながることを検証しました。

 3本の動画は、今後一般向けの防犯教室でも活用される予定です。

 感謝状を受け取った竹内夢斗さんは「できるだけリアルなシーンを再現した。この動画がきっかけで防犯意識が高まり、被害に合う方が1人でも少なくなれば嬉しいです。」とコメントしています。

馬郡警視と原田教授、感謝状を受け取った学生5人